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岩戸

この神楽は、天照大神(あまてらすおおみかみ)が、その弟神である素盞嗚尊(すさのおのみこと)の悪行に怒り、自ら天岩戸にお隠れになり、世の中は暗闇の世界となってしまいます。これに困った思兼神(おもいがねのかみ)は大神の怒りを静め、岩戸から出ていただこうと、天の安河原(あめのやすのかわら)に神々を集め策を練ります。そこで、まず熊人が大榊をもって岩戸の前に置き、続いて事勝命(ことかつのみこと)が劔を置き、石凝姥命(いしこりどめのみこと)、明玉命(あかりだまのみこと)、日鷲命(ひわしのみこと)が鏡、玉、白弊(にぎて)と青弊をそれぞれ大榊に架け、岩戸の前を飾り立て、天児屋根命(あめのこやねのみこと)が大弊を持ち、鈿女命(うずめのみこと)が神楽を舞い、その賑やかさにつられて大神がのぞかれたところを、手力男命(たぢからおのみこと)が岩戸を開き、外にお連れし、太玉命(ふとだまのみこと)が岩戸を閉めて、二度と暗闇にならぬよう注連(しめ)を張るまでを描いたものです。

 配 役  ( 天照大神 )

      ( 事 勝 命 )

      ( 日 鷲 命 )

      ( 鈿 女 命 )
      ( 石凝姥命 )

      ( 思 兼 神 )

      ( 手力男命 )

      ( 熊  人 )
      ( 明 玉 命 )

      ( 太 玉 命 )

      ( 天児屋根命 )

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