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photo by 阿礼
大土地神楽は、古くから大土地荒神社の神主によって舞われていましたが、寛政10年(1798年)の「祷家順番帳(とうやじゅんばんちょう)」等の記録によると、その頃から氏子達によって舞われていることが確認でき、300年以上途絶えることなく受け継がれています。
その舞い振りや奏楽は、毎年10月の荒神社例祭で、昔ながらの形で受け継がれ現在に至っており、石見神楽や他の出雲神楽には見られない特徴があり、囃子についても独特です。また能舞の要素が多分に含まれた舞いも残っており、腰に「まくら」を背負った上に衣装を着けるといった、独特な容姿となっています。
昭和60年4月「島根県無形民俗文化財」に、平成17年3月には国の「重要無形民俗文化財」に指定されております。
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