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五行

この神楽は、陰陽五行説に基づく五柱(いつはしら)の神達に、一年間を治めよとの詔(みことのり)に従って、まず、木(もく)の句句迺馳神(くくぬちのかみ)が春三ヶ月を、火(か)の軻遇突智神(かぐづちのかみ)が夏三ヶ月を、金(こん)の金山彦神(かなやまひこのかみ)が秋三ヶ月を、水(すい)の罔象女神(みずはのめのかみ)が冬三ヶ月を治めると宣言しますが、最後に残った土(つち)の埴安彦神(はにやすひこのかみ)の治める日が、一日も残らないことからお怒りになり、四柱の神達に戦いを挑まれます。そこに思兼神(おもいがねのかみ)が現れ、埴安彦神に各季節の土用十八日を与え、一年に七十二日を治めるよう調停案を示されます。この申し入れに五柱の神達は納得され、一年間、心を合わせて治めることを誓われるまでを描いたものです。

 配 役  (句句迺馳神)
      (軻遇突智神)
      ( 金山彦神 )
      ( 罔象女神 )
      ( 埴安彦神 )
      ( 思 兼 神 )

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